降りる重要性

株をやっている人を、ざっくりと二つに分類すると、持ち株を資産と考える人と、持ち株は資産と思わない人に分かれるのではないかと勝手に思います。

前者の場合、極端な例として「損切りはしない」という方もいらっしゃると思われます。
自分が売りたい目標株価まで上がるまでは、倒産か上場廃止でもしない限りどんなに株価が下がろうと持ち続ける。
配当がある銘柄なら、上場廃止になっても売らない方もいるでしょうね。
例えば、配当金が変わらないという前提で、買値に対して配当3%の銘柄を40年持ち続ければ、株価は上昇していなくても、買値分はペイ出来ますね。
40年の間に、株価が上がろうが下がろうが関係無いわけです。
それでいて、買値をペイした株は依然として保有しているので、更に配当を貰い続ける事もできるし、もしくは売ってしまってもいいでしょう。
このようなスタンスでは、日々の株価の上下など気にならないでしょうし、後者が恐れる暴落時は逆に買い増しのチャンスになるでしょう。

後者の場合、持ち株を含め、証券会社の口座にあるお金は、資産と思わないのではないかと想像します。
私はこちらですね。
資産と思わないのであれば、何なのでしょう。
これは、人それぞれ違うのでしょうが、「ゲームセンターのコインみたいなもの」・「トランプのチップみたいなもの」・「将棋の駒のようなもの」・「麻雀の点棒みたいなもの」・・・・etc。
いろいろあるでしょうが、「株」というゲームを行うのに必要な道具といったところでしょうか。
証券会社に口座を開き、お金を入れておかないとゲームに参加できないですよね。
トランプにしても、麻雀にしても、トータルで勝つための手段として「降りる」という事は絶対必要です。
自分に流れが来ていない時は、勝つことより大負けしない事を考えるのです。
勝てそうに無い時は、張らない。
張ってしまってから、流れが自分に無いと思った時は、いかに負けを少なく降りるかを考える。
そして、自分に有利な場面がきた時に勝負に出て、トータルで勝ちを収めればよいのです。
自分に不利な場面・自分の読みがはずれた場面・自分に流れが来ていない場面で無謀な勝負を続け、チップなり点棒を減らしていけば、チャンスが来る前にゲームオーバーです。
株も同様だと思います。
なので、私は損切りに対して全く抵抗は無いし、むしろ有効かつ重要なテクニックのひとつだととらえております。


前者と後者どちらがいいか、どちらが優れているかと比べる事は全く意味が無いし、個々の性格や経済力によって合う合わないがあるでしょう。

ただ、後者の場合「降りる重要性」を認識しないままトレードする事は、最終的に敗者になる可能性が高いと思います。

とりとめのない独り言でした。
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by trc-r282 | 2005-07-12 00:23 | 独り言


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