営業のお話

今日は、新規開拓でとある中古車販売店にお邪魔してきました。

先方の社長さんが私の名刺を見て、「あれ?○○さんて、なんか昔・・・・・」。

私も思い出しました。
15年前に、私が生まれて初めて車を買った時の担当セールスのAさんでした。

「え~!久しぶり。なに、独立したの?」

「はい。Aさんも独立されたんですね!いつからですか?」

「うちは今年の1月から。なんだ~、じゃあ、お互い独立した者同士頑張ろうね。何かあったら○○さんに注文するから。」

と、なんともラッキーな日でした。
こんな事は滅多にある事ではありません。


私は公務員を辞めた後、出版社に4年程勤めていたのですが、そこを辞める前の最後の1年は営業をしていました。
それも、最悪の営業・・・・・。

一口に営業といっても、ぴんからきりまでありますね。

ひどいのになると、最近問題になった過剰リフォームのとか。
まあ、私が出版社でやっていた営業も似たようなもんで、会社ぐるみで「いかにお客を騙して注文とるか」という事を考えるわけです。
その為に、マニュアルまで作って勉強会をやるのですから(笑)
売ってる方だって、本当はお客さんにとっては必要ない物である事や、高い値段で暴利を貪っているのをわかって売っているのですから、楽しいわけがありません。
私は営業に配属になってその会社の売り方の実態を垣間見、愛想をつかして辞めました。
ただ、給料は凄いですけどね。
当時私は24歳で年収600万以上。
営業に配属になる前の倍ですよ。
もらってる人は1000万以上もらっていましたね。
歩合給なので、年齢や入社暦も関係なし。
だから、仕事の内容はともかく、お金を稼ぎたい人には向いています。


まともな営業となると、基本的には「売れるものを売る」のが一番ですね。
これが一番楽(笑)

売れないもの無理して売ろうとするから、そこに「嘘」とか「騙し」が生まれてしまうんでしょうね。
だから、自社商品しかネタがない営業マンは、売れる売れないは殆ど会社の企画力や商品開発力にかかってくるのではないでしょうか。

企画力・開発力が無い会社の商品しか売り物が無いとなれば、無理するしかない。
最初はまともに営業しようと頑張る。
頑張っても頑張っても売れない。

売れないと、会社から怒られる。
売れないと、歩合給がもらえない。

怒られたくないから無理して売る。
生活のために無理して売る。
中には、稼げればお客を騙すのも何とも思わないという人もごく稀にいるでしょうね。

私がいた出版社の先輩方は、「こんな仕事したくないけど、家族を食わしていくためには辞めれない」派の人達です。
新商品が出るたびに、「こんな売れない本作るんじゃないよ!」って(笑)

つづく
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by trc-r282 | 2005-09-05 18:40 | 独り言


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