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フロントフォーク

フロントフォークのオーバーホールもします。

作業時のポイントとしては、

①フォークオイルは非常にくさいので、人気のある場所での作業は避けましょう。
下手したら異臭騒ぎを引き起こしかねません。
また、密室で行うと自分が苦しみます。

②キャップナットはステムから抜く前に緩めておきましょう。

んで、インナーチューブの錆は#800~#1200程度の耐水ペーパーで落とします。

キャップナットを外します。
車種によってはスプリングのテンションで飛んでいくので注意しましょう。
ちなみにカタナはアジャスタを最弱にしておけば「ポコン」という程度なので気にしなくてよいです。

汚れたオイルがデロデロ~って・・・?あれ?少なくない?
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っていうかくさい

うわ~、汚ねー。
しかもキラキラ鉄粉混じり。
っていうか、オイルかなり少ないです。
くさいです。

ピストンとスプリングを抜きます。

シリンダーはアウターチューブの底でボルト留めになっているので、供回りしないようにボルトを外します。
インパクトレンチを使うもよし。
特殊工具か自作工具を使うもよし。

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シリンダーの頭はこのようになっています。
工具を自作するのであれば、外形19mmの六角ナットを使うと、ギザギザにジャストフィットするので、長ボルトの先に19HEXナットをダブルで付ければOKです。

スタットボルトも交換しましょう。
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スタットボルトを抜くには、ナットをダブルでかけて、内側のナットを回せばOKです。
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外側のナットも一緒に回ってしまう場合は、内側のナットをレンチで固定した状態で外側のナットをぎっちり閉め込んで下さい。

ダストシールを外して、オイルシールストッパリングを外します。

オイルシールを外します。固着していてけっこう手強いですが、根気で外します。

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アウターチューブはバフ掛けします。

ピストンOリング、シリンダーピストンリング、ダストシール、オイルシール、シリンダーボルトガスケットは交換します。
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組み立てはアウターチューブのバフ掛けが終わってから。
by trc-r282 | 2008-02-11 17:18 | バイク


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